大学受験参考書お勧めランキング

高校の頃書いたので、古くてごめん。

 

電磁気

1位
絵とき電気磁気(福田務)
見た目が堅苦しいのですが、読むと意外と分かりやすい。電磁気は特に単位がわかりづらい分野なのに、この本は単位の視点から考えているところが多くて理解しやすく、また、挿絵も効果的に使用されています。電磁気は暗記の多い分野ですが、この本で、分かりやすい式変形ですべて証明してありますので、高校生でも理解できたーって気分が味わえます。


2位
学校では教えないエレクトロニクス(奥澤清吉/奥澤熙)

他の書籍にはない独特な表現で現象の説明をしています(「電気力線は引き伸ばしたゴムひも?」や、「電子の流れ方は玉突きの状態」など)。そこがとても分かりやすくて2位です。
細かな解説は著者の理解の深さを物語っています。
優しく語りかけるような文体も読みやすくてgoodです。
参考書と言うより、ただの本です。

3位
漆原晃の物理Ⅰ・Ⅱ [電磁気編]が面白いほどわかる本

現象が分かりやすいと言うより、解法が分かりやすい。
解き方が細かく指導されていて、「教科書の内容は分かったけど、問題が全然解けない」という受験生には、是非買っていただきたい一冊ですね。
これ全部理解したら電磁気分野は完璧なので、オンラインで立ち読みして、自分に合うか確認してみて下さい。
ただ、磁気分野において「なんでそういう公式になるのか」書かれていないので3位。

 


2位
科学発見シリーズ 電気ってなに?(アイザック・アシモフ/竹内均監訳)

子供用の、絵本といっていいほど薄い本。電磁気の性質がどのように発見されてきたのか、非常に分かりやすく教えてくれています。日本にはこういう視点からの本が少ないので貴重です。監訳は雑誌『ニュートン』の元編集長。

静電気のABC(提井信力)
静電気と実用の話なので、受験とは少し離れますが、挿し絵が可愛いので好きになれます。
高校数学でわかるマクスウェル方程式(竹内淳)

電気とは何か(室岡義広)

 


4位